かくりん

かくりん
I
かくりん【獲麟】
〔「麟」は麒麟(キリン)で, 想像上の獣。 魯(ロ)の哀公が西方に狩りをして麒麟を得たことに感心した孔子が, 「春秋」に「西狩獲麟」と書いて筆を絶ち, 世を去ったことから〕
(1)絶筆。 また物事の終わり。

「開闢(カイビヤク)より~に至りて/正統記(神代)」

(2)孔子の死。 また, 一般に臨終。
II
かくりん【鶴林】
〔仏〕
(1)クシナガラ城外バツダイ河西岸の沙羅双樹の林。 釈迦(シヤカ)が入滅した時, 鶴の羽のように白く変わって枯れたという。 つるのはやし。

「~に煙つきて一千四百八十年/著聞2」

(2)釈迦の死。 仏涅槃(ネハン)。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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